モチベーションの維持

高いモチベーションを維持するには、「甲子園出場」「全国制覇」「オリンピックで金メダル」といった夢や目標を掲げることは、とても重要です。

CapD_91目標を大きな紙に張り出したり、声に出して読んだりするのも悪くはありませんが、一番理想的なのが、その目標を実現している自分をイメージすることです。

なぜなら、文字を読んだり、声に出したりするよりも、具体的なイメージのほうが、脳はより広範囲に活性化し、「喜び」や「やる気」の感情を生み出すホルモンや神経伝達物質を作り出すことができるからです。

また、口で「甲子園出場」といい続けるのは簡単ですが、イメージを繰り返し行うとなると、本当に集中することが求められます。

選手やコーチのなかには、高いモチベーションを維持できないのは、「気持ちが足りない」とか「諦めやすい性格」といったものに帰結させてしまうことがあります。

しかし実は、モチベーションを維持できないのは、性格の問題というよりもむしろ、時間の問題です。人間にとって同じ気持ちを持ち続けることは、本当に難しいことなのです。時間がたつにすれ、私たちは少しずつ順応してしまうのです。

時間の順応に負けず、高いモチベーションを維持するために、脳に「やる気」を感じる「機会」を与え続ける必要がありますが、それにはイメージトレーニング、特に実現イメージ法が最適なのです。

なお、高いモチベーションを維持する最大の秘訣は、信頼できるコーチや監督、一緒に切磋琢磨し励ましあうチームメイトやライバル、支えになってくれる家族や友達を持つことです。