客観イメージ法

客観的な立場で、自分のプレーをイメージすることを<客観イメージ法>といいます。反対に、自分の主体的な立場で、自分のプレーをイメージすることを<運動イメージ法>といいます。

イメージトレーニングを何も知らない選手に、自分のプレーをイメージするように指導すると、少なからずの選手が、この<客観イメージ法>をやっています。

現在では、色々な競技において、自分の技術を確認するための「ビデオ撮影→動作チェック」が一般化していますから、それを見ている感覚で、客観イメージ法を行うのでしょう。

また、心理学研究からは、感情が入っていない場面を想起すると、私たちは客観視線になりやすいこともわかっています。

<客観イメージ法>は、他のイメージ法と組み合わせて行いやすいものです。例えば、テレビなどに映っている「成功している自分」をイメージしたり(実現イメージ法)、試合のリハーサルを行ったり(予行イメージ法)することも可能なので、これを利用してみるのもありでしょう。

また、<観察イメージ法>と同じく、テンポやリズムが大事な技能においては、効果的です。

ただ、私の考えでは、<客観イメージ法>の効果は限定的です。<観察イメージ法>と同じ効果は期待できるのですが、次に見る<運動イメージ法>の最大の効果である「運動ネットワークの強化」に繋がらないからです。