事例(4)アマチュア野球選手

ある社会人のアマ野球選手は、ショートゴロを捕球して、一塁に良い送球をすることができなくなっていました。

s-CX066_Lきっかけは、ある大切な大会で、自分が悪送球をしたために、チームが負けてしまったことがあったそうです。それ以来、一塁に送球する守備機会があるたびに、そのときの悪送球がフラッシュバックしてしまうとのことでした。

プラスに考えようとしたり、失敗を忘れようとすればするほど、そのフラッシュバックが強く蘇ってしまうようになり、一時は、野球が苦しくなり、大好きな野球を止めることすら考えたそうです。

このようなケースでは、いきなりイメージトレーニングをしても、上手くいきません。まずはフラッシュバックが起きてしまったときの応急処置、そして、フラッシュバックが強く起こらないようにするための、ストレス軽減のテクニックを指導しました。

しばらくこれを続けると、徐々にフラッシュバックが弱くなっていきます。

それから簡単なイメージ法の指導を始めました。そして、それから、一塁へ自分の送球ができている運動イメージ法を繰り返し行ってもらったのです。

すると、少しずつ、フラッシュバックが起こらずに送球できるようになり、半年後には、ほぼそのトラウマを克服できるようになったのです。